最初にカムシャフトとクランクシャフトの関係
吸入、圧縮、燃焼、排気の1サイクルでカムシャフトが1回転する。
その時、クランクシャフトは2回転(ピストンが2往復)している。
(カムシャフトが半回転、半工程、ハーフサイクルでクランクシャフトが1回転(ピストンが1往復)。タイミングベルト側のカムスプロケットのギア数はクランクプーリーのギアの2倍。)
最初に、一番圧縮上死点を出しておく。
カムシャフトスプロケットの合マークとそのカバーについているマークを合わせる。
タイミングベルトが装着されているときは、カムシャフトを合わせればクランクシャフト側も合うが、タイミングベルトがずれていることもあるので、念のために、クランクシャフトプーリーの合わせマークも合っていることを確認する。
クランクシャフトプーリーを外す前に、プーリーの位置を間違えないようにヘキサゴンボルトに白マジックペンで印をつけておく。
クランクシャフトプーリーを外した後で、クランクシャフトスプロケットの位置をマーク、エンジンブロック側とスプロケット側に合マークを付けておく。
ベルトを外す前に交換前のタイミングベルトの進行方向を記入して、とカムシャフトスプロケット、クランクシャフトスプロケットの合わせ目にマークをつけておく。
古いタイミングベルトへつけたマークを新品のタイミングベルトに移す。
バルブを動かすカムのシャフトは吸気用と排気用の2本あり、、180度ずれたタイミングで同じ回転速度で回っている。
タイミングベルトが、2つの吸気用、排気用のカムスプロケットを駆動するタイプと、
タイミングベルトから一つのカムシャフトを動かして、ヘッドの中でチェーンやギアでもう一方のカムシャフトにつながっているタイプがある。golf4は中でチェーンでつながっているタイプ。排気用カムシャフトがタイミングベルトによって駆動されている。タイミングベルトと反対側にチェーンがあり、それによって吸気バルブ用カムシャフトが動いている。
ピストンによって動かされるクランクシャフトは片方は駆動側につながっていて、
もう片方がクランクシャフトスプロケット>タイミングベルト>カムシャフト、(車によってはウォーターポンプも)。
クランクシャフトスプロケットの外側にクランクシャフトプーリー>発電機、エアコン、パワステポンプ、ウォーターポンプなど。を動かしている。
--------------------------------------------------------------------------------
タイミングベルト
タイミングベルトにテンションをかけている部品は
テンションローラー(テンショナーローラー) > ボルトの締め付けトルクは27Nm
テンションダンパー(テンショナーダンパー)
06B 109 477 (06B109477) ----このパーツナンバーは未確認。要確認。
---止めているピンのパーツNo.T40011
---張りを緩めるために使うネジのパーツNo.T10092
アイドラープーリー(テンショナーローラー) > ボルトの締付けトルクは20Nm
テンションローラーをテンションダンパーで押して張りの調整をしている。
アイドラープーリはテンションダンパーに付いているプーリー。
タイミングベルト交換時にテンションダンパーは再利用可能とのことで、タイミングベルト交換セットにはついてこなかった。
アイドラープーリーだけがついてきた。
けど、15万キロも走ってしまった自分の車は交換をしたほうがいいような気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿